大阪の万年筆職人さん手造り品と聞き及ぶキャップ付き鉛筆補助軸の初期製品です。通称「南天」柄は、今日に続く一連のミミックシリーズの初期モデルとして、「ペンギン」柄に続く第二弾として企画されました。キャップ及び軸の素材はアセテート樹脂、チャック機構の締め込み部分はローレット加工のアルミ製になります。現行の「ミミック」は、製造者、チャック機構の材質が異なり、クリップも別売設定などが当時のモデルと異なっています。私は専ら、ドイツ、シュナイダー社のローラーボール替芯(type No.852)の青インクをセットして日々の書きものに愛用しています。最初に求めた「ペンギン」が思いのほか使い勝手が良く、後日改めて銀座五十音を訪ねた際、複数の店頭在庫品から選ばせていただきました。外箱はその際につけていただいたお店のオリジナルです。ミミックシリーズは、販売提携先の信頼文具舗さんでの購入品を含め、数点を引き続き現用しています。今回掲載品は、一連の使い始め当初に予備機にと求めた長期保管品(未使用)です。